「靴下を編んでみたいけど、何を準備すればいいかわからない…」 そんな風に思っていませんか?
靴下編みは、いわゆる普通の棒針(長い針に玉がついたもの)とは違った針を使うため、「何を選べばいいの?」と迷ってしまう人が多いんです。
でも、大丈夫! 実は、初心者でも扱いやすい針や、靴下向きの毛糸を選べば、スムーズに編み始めることができます♪
この記事では、靴下編みに必要な道具と、おすすめの毛糸を詳しく紹介していきます。
「これさえあれば大丈夫!」という基本アイテムをまとめたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

この記事はこんな方におすすめ!
- 靴下を編んでみたいけど何を準備すればいいか分からない人
- 靴下用の毛糸って、どんなものか分からない人
靴下編みに必要な道具
棒針の種類と選び方
靴下を編むためには、4本針・5本針のような短い棒針、または輪針で編む方法があります。
それぞれの特徴と靴下編み初心者さんにおすすめの選び方をご紹介します。
4本針・5本針(短い棒針)
短い棒針4本または5本を使って、輪にして編みます。
「短針」「短4本針」「短5本針」という名前で売られています。
日本では古くから輪にして編む方法として使われている編み針のため、輪針になれていない方におすすめです。
一方、針の持ち替えが多く、慣れるまで時間がかかります。
靴下を編むためには、長さ15cmくらいの5本針がおすすめです。
輪針(マジックループ用)
80cm以上の輪針を使い、マジックループの技法で編みます。
1本の針だけで靴下を編むことができるので、5本針のように針がばらばらにならず、持ち運びがしやすく、管理も楽です。
一方、マジックループのテクニックに慣れる必要があります。
靴下を編むためには、ケーブルの柔らかい80cmの輪針がおすすめです。
- マジックループができる方 → 輪針(80cm)
- マジックループができない方 → 5本針(15cmくらい)
針の太さは、日本の1号(2.4mm)または海外の1.5号(2.5mm)をまずは準備してください。
素材は竹製や金属製、お好みのもので大丈夫です。
教室の生徒さんには、こちらの針をおすすめしています。


その他の道具
段数マーカーと目数リング
どこまでを編んだか記録するために使います。
ぴったりサイズに編むためには、段数マーカー必須です!
編んでいる最中に外れてしまうことがないように、ロック式のものをご用意ください。
おすすめはこちら!

教室に来てくださっている生徒さんには、こちらを差し上げています。
シンプルなものが使いやすいです。

段数マーカーは目数リングとしても使えますので、ひとまずは段数マーカーだけでもご準備ください!
その他に必要なもの
とじ針
編み終わった後の糸始末などに使います。
いろいろな太さの針がセットになったものを持っておくと、安心です。

かぎ針
目を落としてしまったときに、かぎ針があると便利です。
一般的なソックヤーンには、2/0号(2.0mm)のものがあるといいです。

メジャー・定規
足周りの長さや足の長さを測るために、メジャーが必要です。
また、ゲージ(10cmあたり、何目・何段あるか)を測るために定規が必要です。
100円ショップで売られているもので大丈夫です。
靴下編みにおすすめの毛糸
「どんな毛糸を選べばいいの?」と迷ってしまう初心者の方に、選び方のポイントを解説します!
- 撚りが強く、適度な太さの糸
- 防縮加工(スーパーウォッシュ加工)された糸
- ウール+ナイロン混の糸がおすすめ!
編みやすいことはもちろん、靴下というアイテムの特性上、お洗濯しても縮みにくい糸を選ぶ必要があります。
防縮加工(スーパーウォッシュ加工)された糸なら、ウール100%の糸でも大丈夫です。
靴下用の定番毛糸といえば、やっぱりOPAL!!
段染め毛糸を選べば、編むだけで自然に模様が現れるから、編んでいる時間も楽しいですよ!
100gあれば、大人用の靴下1足分は余裕で編めちゃいます。
まとめ
道具と毛糸が揃えば、いよいよ編み始める準備が整いました!
まずは基本の靴下パターンを試してみましょう!
サイズ調整や編み方のコツを知ると、さらに楽しくなります♪
次回の記事では「初心者でも編める基本の靴下の編み方」を紹介します!